遊園地の爽やかお兄さん係員みたいなお馬・パッション
インスタに上げたお馬紹介シリーズをこちらにも載せていきます。
遊園地のお兄さんinメリーゴーランド
モデルのお馬は海岸公園馬術場 のパッションおにいさんです。
分かりにくいけどメリーゴーランドったらメリーゴーランドなのよ。実はなんか悔しい仕上がり。
パッションはパーちゃんってあだ名を教えてもらったけれど、私的には「パッションお兄さん」って感じ。せめてパッさん。
とっても爽やかな好青年ってイメージです。顔からしてとても馬が良さそうで綺麗なんだ……。系統的には佐川男子系。
経歴を調べたら元の名前は「モリノパッション」。出走経験のない元競走馬みたいで、優しい気性はそれもあるのかなあと思ったり。
パッションに乗ったのは今のところたった2回だけですが、すごく助けられた思い出があります。
ベーシックBCからベーシックAに上がって初めてのレッスンの日、慣れてるはずのガジュくんに乗ったら全く上手く走らせることができなくて、ショックを受けてた時のこと
今までのが嘘かのようなグダグダ騎乗になってしまい
「無理…ベーシックA無理……帰りたい……いきなり2鞍取らなきゃ良かったな……」
と珍しく挫折を感じていた時に当たったのがパッションでした。
当時軽速歩の継続がまだまだ難しい状態の乗り手で、長鞭も拍車も持っていなかったのに、パッションが全部自分でやってくれて、ベーシックAでやる内容を掴むことに集中できたのをよく覚えています。
それこそまさにメリーゴーランドのお馬に乗っているような……本当は望ましくないんですけど、この時は本当に助かりました。
おまけに、乗り降りする時にこちらの手をぱむぱむと唇で遊ばせてくるフレンドリーさ。前の鞍で馬とギスギスしていたので、この仕草に本当に癒されたし当時の気持ちが救われました。
「お客さん元気出して!初めてのレッスンみたいだけど大丈夫だよ。僕の背中に掴まっていてね。」
と、優しくてパッチリとした目に言われたような気がしたのがずっと忘れられない。
そんなのは私の決めつけだけれど、こちらが進級したてで何もできないでいるのを分かって、チュートリアルをしてくれているオーラを背中から感じて揺られていました。
今だったらどんな印象を抱くんだろう。次に遭遇する日が楽しみです。
これは似ても似つかない元のラフ。なんか可愛いので載せる。
移動中にスマホにて指でごしごし描いてました。