うまめのめ

ゆるらゆるりと馬に乗ったり関わったりする記録。趣味の乗馬日記ブログです。お馬のイラストも描きます。

マルターズデセオという若者馬


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お望み通りインスタアプリで画像加工してあげました。
鹿毛黒鹿毛青鹿毛を塗っていると、栗毛ってホント映えやすい色していて楽だな……とよく思います。
モデル馬はマルターズデセオという馬です。

 

若気の至りっぽい気性

デセオはイケイケのやんちゃな4歳馬で、イケメン枠かと思ったらネタ馬枠だった子。ザ・若者って感じ。

 

あんまり気安く触られるのが好きじゃないみたいで、馬上体操でおしりを触ると「オレの尻に触れるな……」と言いたげにしっぽをヒュンヒュン振ります。まだ自分では当たったことがないけど、馬装をするのが大変でスタッフさんですら手を焼く馬です。
馬房では何かとドンガラガッシャーン/とうるさいのだと指導員さんが教えてくれました。さく癖が直らなすぎて柵にワサビ塗られたけれど効いたのは最初だけで懲りずに続けているとか。ちなみに次に塗った辛子は効かなかったらしい。デスソースでリベンジするしかない気がする……。

気性はやや荒めで性格にクセのある馬。

といっても、4歳馬にしては肝が据わって落ち着いている方らしいです。そうだよなあ、周りの馬(7〜9歳馬が多い気がします)に比べるとだいぶ若いもんなあ……。

面白エピソードに事欠かないと聞いているので、私が知らないだけで変なエピソードが他にもあるのかも。

だけど見た目は本当にイケメンなんだよねぇ……。ザ・サラブレッドというような出で立ちをしています。

 

▼こういうチャラいイメージを勝手に持っている
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左のガジュマルくんに乗ってデセオの前でレッスンを受けていた時に、馬間距離詰められて「センパ〜イ」って感じでおしりつんつんしてきて指導員さんにやめなさい!って言われてた時のイメージから。

ガジュマルは特に動じるとかもなく、ちらっと後ろ見て「なに?」ってリアクションでした。

※でももし前が蹴る馬だったらデセオのイケメン顔が大変なことになっていたかもしれないので、人間側での馬間距離調整は大事ですね。


騎乗中はしっかりと指示を出せば動いてくれるけれど、人間側でしっかりと指示を出せなかったり、長鞭を持っていないとすぐさま舐めてかかってサボります。

私の長鞭デビューは「こいつは短鞭だと舐めて動かない!」とレッスン途中で指導員さんの長鞭を借りたことからだった……。

けれども基本的には、「馬装の時は荒くれてるけど乗ると従ってくれるいい子」って触れ込み。舐められさえしなければ、仕事をバッチリとこなしてくれる頼もしい馬なのかなと。どの馬にも言えることですが。

 

入門から障害までこなすマルチなお馬

BCレッスンから障害までこなすマルチなやつ。あちこちの馬場で見かけるのでホントすごいなあって思います。クラブの人気馬らしいです!
普段は初心者を舐め腐ってだるそ〜に歩いているところばかり見ていたので、クラブ内のショーで鞭もないのに華麗に障害を飛び越えていく姿を初めて見た時は、ますます好きになってしまった。
同時に、上手くなれば同じ馬でもああも動きが全く変わるのか!と勇気づけられた思い出があります。

 

ベーシックAで当たった時、基本だるそ〜に走っていたのに横木通過をするとやけに加速して明らかにテンションが上がっていたのが可愛かったなあ。

前述のショーでもイキイキと飛んでいる姿が素敵だったし、障害が好きなのかな?

 

この頃久しぶりに乗ってみたいなあと思うお馬です。